HOME > Climbing
クライミング/ボルダリングって?
今流行のボルダリング。
ボルダリングとは、皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしない。いわゆるロッククライミングの事を指します。
ロッククライミング。
つまりは岩登りですが、その単純に「ロッククライミング/岩登り」というのも細かく分かれています。
その中でも、岩で出来た壁などではなく、河原に転がっていたり、山の中に点在していたりする「岩っころ」を登るスポーツがボルダリングです。
大きな石・岩のことを「Boulder/ボルダー」といいます。
それを登るわけで、「ボルダリング」。となったわけですね。
とりわけ今人気を博しているボルダリング。
今ではアウトドアとは別に、インドア(室内)で子供や女性。ご年配の方まで、誰でも気軽に競技を楽しられることからボルダリング熱は急上昇中なのです!
そのような施設をクライミングジムやボルダリングジムという風に呼ばれています。
さあ!!それでは。
次の章でクライミングの簡単なルールの説明。楽しさやそのポイントをお教えしましょう!
クライミングのルール。
「スタートからゴールへ」
「ホールド」と呼ばれる突起物。(カラフルな石のようなもの)
そのホールドを使って登っていくことがクライミングになるわけです。
「課題」と呼ばれる、設定された1つのルート(下から上まで登る道筋)があります。
簡単なものから難しいものまで課題には難易度があり
(←易しい)10級・・・・3級、2級、1級、初段・・・・5段(難しい→)という感じです。
ちなみに。
課題は誰でもつくることが出来ます。
登る行程を想像しながらラインを決めていくので、全くの初心者の方には少し難しいかもしれませんが、すぐにつくれるようになります。
すると楽しさももっと広がるわけです。
それは図録してあったり、壁にかいてあったり。
登る人がすぐ分かるように記してあります。
そして、その「課題」には1つのルールに基づいて創られて、それに従わなければなりません。
その一つのルール。
「使って良い(にぎる)ホールドを決め、その使って良いとされたホールドだけを使いスタートからゴールまで目指す」
簡単なお約束ごとでしょう??
クライミングを楽しむためのルールはたったこれだけなんです。
たったこれだけのことが、クライミングの楽しさを支えている。魔法のようなルール。
これさえ知っていれば今日からあなたもクライミング通!!
登ることはとても簡単ですから。
さあ今日からでもやってみましょう!!
クライミングのおもしろさ。
みなさんのクライミングのイメージ。
「きつそう・・・。」
「力がいるじゃん!」
「女の私には無理だね。」
「怖い。」
「どうせみんなマッチョでしょ。」
必ずと言っていいほど初めての方や、目にしたことのない方はあまり良いイメージを持たれていないことが多いです。
でもそれは大きくではありませんが、ハズレです。
クライミングは決して筋力がものを言うスポーツではありません。
たとえ、マッチョボディ・ボーイが登りに来られたとしても、初めての方は大抵決められたゴールまでたどり着く事はありません。
驚くことに、見かけは真逆なスリムボーイやスレンダーガールの方があっけなく登ってしまう場合も少なくありません。
実は、そこにクライミングのおもしろさ。魅力。醍醐味。全てが詰まっています。
な〜んであの人には登れて自分には登れないの?
明らかな体格差や筋力差など圧倒的に自分が有利だと思えることがあったとしても
クライミングにはそのようなパワーパフォーマンス能力に比例をする競技ではありません。
そういった良い意味でクライミングは「公平ではない」んですね。
では何でそんなことになるのか・・・??
そこが、皆さんに是非とも味わっていただきたいクライミングのおもしろみと楽しみ方なんです。
1。「頭を使う」
みなさんの想像をはるかに超えて頭をフル回転させます。脳みそがプルプルです。
ゴールまで行くためには登り方・手順などを自分なりに考えて組み立てます。
一番効率が良く、疲れを減らして登っていかなければなりませんから。
成功を手にするためには緻密な戦略がものを言いますよね??
登る前に最良の方法を自分なりに考えておく必要があるというわけです。
2。「ムーブ」
簡単に言うと身体の動かし方です。
クライミングには基本的な、理にかなった身体の動かし方があります。
それでも予期せぬ場合やセオリーに反した動きを強いられることもありますが、基本はわたしたちが平等に受けているこの星の「重力」をいかに感じさせずにとり行うかなのです。
それは身体の動かし方が少し違うだけでも、感じる難しさが不思議なほど変わってくるということ。
「力の差」ではないということはこういうことなんですね。
だから力がなくても、女性などは自然と、とてもキレイで上手な身体の動かし方で男性よりも軽々と登ってしまわれたりする事が多いのです。
3。「個人差を生かせる」
他のスポーツなどでは、ベースとなる個体差で向き不向きがある程度決められてしまう事が多いですが
クライミングでは「自分の欠点と思えるところでも武器に出来る」ということです。
背が小さくても小ささを生かせる場面が出てきますし、大きくても不利になる場面だって出てきます。
それはみなさん一人一人、やっていくうちに少しずつ自分の特徴を感じ取れるようになってきます。
そうするとますますクライミング。
おもしろくなるんですね〜。
4。「自分のレベルに応じて楽しめる!!」
これが何よりもクライミングの楽しめる理由かもしれません。
クライミングはみんなとわいわい言いながらやる楽しさもあります。クライミングをしている方は本当にどなたも心温かい方ばかり。
だから初心者の方でもすぐにその中にとけ込むことが出来ます。ある意味団体競技のような暖かい団結力もあります。
しかし。登る時はひとり。
何でも必ず登れるというわけではありません。
それでも自分に登れそうなルート(用意してある課題)を見つけることが出来。
あ〜でもない。こ〜でもない。と、なんとかゴールまで到達しクリアしていくわけです。
するとまた新しいルートに出会い。
楽しみながら登り。たまには苦労も重ねながら課題をクリアしていくのです。
「出来なかったことが出来るようになった!!」
なによりも、日常ではなかなか味わうことが出ないその喜びや充実感が、やってて良かった〜!
と、よりいっそう楽しくさせます。
しかもそれがゲーム感覚で味わえるわけですから人気があるのもうなずけますね!!
そしてそれを繰り返すことで、いつのまにか上達して昔の自分を追い抜いていく。
常に自分にあった遊び方が出来るんですよ!!
そんな楽しげなクライミング/ボルダリング。
みなさんも一度気軽に遊びに来てみませんか??